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2006年03月31日

3日前

フルート・ピアノ.jpg

いよいよ、前橋テルサでのコンサートが迫ってきています。
前橋では、ちょうど桜がほころびはじめました。種類によっては満開になっているものもあります。1年を通して、もっとも心の浮立つ季節です。
それぞれの曲の調整もほぼ完了です。

2006年03月26日

武蔵野にて

武蔵野春.JPG

春をしっかりと感じるようなりました。
「里山」の風景の色濃く残る、埼玉の西部のあたりをぶらぶらしました。丘陵の中腹にぽつんと満開の梅が立っていてハッとさせられたりします。いたるところに菜の花畑の黄色が見られました。もうすぐこのあたりも桜が咲き始めるはず。
このボウッと静かに何かが燃え始めるような風情がたまらなく愛しく感じられます。

2006年03月25日

今夜のラーメン万歳

マーボーメン.jpg

深夜のちょっと不健康なお楽しみ。
いきつけの「梅花亭」にて、マーボーラーメンを食します。
ライスは、麺をすっかり食べてしまってから、スープへ入れてしまうわけです。マーボーの具を適度に残しながら麺をすすらなければならないわけで、高度な経験と勘が要求される真剣勝負といえます。
おじや風マーボースープを楽しむ至福が待っています。

2006年03月20日

上毛三山

榛名夕景.jpg

「坂東太郎」に続き、上州の風物を紹介しましょう。
赤城・榛名・妙義を上州を代表する山ということで、「上毛三山」と呼びます。
余談ですが、最近は、「イニシャルD」という走り屋系のアニメでその名をアジア全域?に轟かせています…。

榛名に沈む夕日が黄金色に輝いています。

2006年03月17日

夜来風雨ノ声

雨の前橋.jpg

雨の降る夜半、稽古をしてると、雷が鳴り響いていました。
なんとなく外へ出たくなり、車で雨の中しばしドライブ。
缶コーヒーなどすすりながら、ラジオを聴きながら、なんとなく時間と風景が過ぎていきます…。

2006年03月13日

梅林続報

梅林2.jpg

群馬の山のほうの梅がようやく開花しました。
しかしまだ一部の木のみ。見ごろはもう少し先になりそうです。
それにしても、風が強く、寒い一日となりました。

2006年03月12日

洋邦折衷

合わせ.jpg

フルートの柴田さんと2回目の練習。
箏と合わせる難しさは「ゆれ」にあるといいます。
箏のソロの間、楽譜通りにカウントしていても、出るところがうまく合わないわけです。また箏も笛も楽譜通りに演奏しても面白い音楽にならないのです。特に宮下音楽は、邦楽器のアドリブ的要素の強い側面もあり、西洋音楽に親しんでいるほど大変な部分があるようです。
逆に、演奏者にとって音楽を創りあげていく領域が広いといえるわけです。
それにしても、柴田さんのフルートは素晴らしいです!

2006年03月11日

利根川のほとりにて

利根川.jpg

利根川に隣接したレストランにて。
左手の茶色の建物が県庁舎、右手は群馬大橋です。
利根川には「坂東太郎」というニックネーム(芸名?)があります。

2006年03月09日

陽光

鉢の花.jpg

薄曇り。雲を通したやわらかな光が降り注いでいます。
少々けだるい春の一日であります。

2006年03月06日

打合せ

テルサ正面.jpg

今日は朝から曇り。もうあまり寒い感じはしません。
前橋テルサへ、4月3日の件でいってまいりました。
演奏会のチラシ・招待券を受け取りました。

またご案内いたしますが、4月3日(月)前橋テルサ・ホールでのコンサートに来場ご希望の方は、前橋テルサへ直接お問い合わせになるか、秀龍までメールをいただければと思います。

2006年03月04日

熊本へ!

「第12回くまもと全国邦楽コンクール」の、一次審査通過の通知がきました。
5月14日に熊本市で行われる本選へ臨んでまいります。

2006年03月03日

水琴窟の音色

所用があり、また創造学園大学へ立ち寄ったので、水琴窟の音を録音してまいりました。
MP3形式で、モノラル録音となります。ファイルの大きさは490KB位です。
モバイル機器による簡易な録音なので、音質の優劣に関しての議論はご容赦を。
以下のリンクより、ダウンロードしてお聴きください。

水琴窟
SHARP W-ZERO3 + SoundExplorer v.1.6

2006年03月02日

水琴窟

水琴窟.jpg

今日は創造学園大学に宮下先生を訪ねてきました。

少し風がありますが、春めいた日となりました。
学内の庭園にある水琴窟の音を久々に聴いてみました。
ひしゃくの水を、つくばいの周囲にさっと撒くと、ぴん、ぴん、と澄んだ音色が響いてきます。
(実は水琴窟の音色を録音してみたのですが、ファイルを誤って上書きして消去してしまいました。またの機会におきかせいたしましょう)

今日の先生のお昼は「ソースカツ丼」。
東京育ちでおいでですから、群馬に通うようになるまでご存じではなかったそうです。
秀龍はソースの方が”本当の”カツ丼だと思っていたわけですが。
先生が食べきれない、とのことで、半分いただいて食べてまいりました。やっぱりソースの方がご飯には合うような気がします。

2006年03月01日

メッセージ

感想文.jpg

先日、授業を行った小学校から、児童の感想文の束が送られてきました。一生懸命、言葉を選んで、考えたこと、感じたことを伝えてくれています。

「難しいと思ってたけど簡単にできた」という言葉が多かったですね。僕が演奏した沖縄の音階による「琉歌」について、”あたたかさ”を感じてくれた人もいました。
最後に「越天楽」のテーマで、児童のピアニカと、音楽の先生のピアノ、そして秀龍の即興とで一緒に演奏したことも印象に残っていたようです。

音楽に対してただ受け身であるのではなくて、参加して楽しんでしまおう、というのが秀龍流です。子どもであれ、受け身であれば人間は単なる批評家になってしまいます。僅かではあっても「そこ」へ飛び込むことによって、音楽というものや、民族楽器に触れることの本質、大切さを学び取って欲しいと考えています。

「琴は中国の楽器だと思ってたけど、日本の楽器なんだと知った」と書いてくれた人もいました。これはとても大事な部分です。
民族楽器は、様々な土地を通って伝えられながら、その土地に合わせてカタチを変化させてきたものです。その地域の文化固有のものでありながら、あらゆる民族にとって共有している財産でもあるわけです。

子ども達に説明するとき、秀龍はピアノのふたを開いてみせてみます。ほら、ここにも弦が張ってあるでしょ、と。少々乱暴な説明ではありますが、この秀龍の楽器もピアノも、姿は違うけど、同じ楽器ともいえるよね、と。

異なって見えながら、実は本質の部分ではあらゆるものにつながっているんだということ、それが授業や演奏を通して、秀龍が子ども達に伝えたいことなのです。

まさに一期一会の出会いではありますが、またこの子ども達に巡り合いたいな、とメッセージ一つ一つに目を通しながら思いました。