メイン

2010年03月11日

昨日の授業について・・・

jyomo01.jpg
上毛新聞に掲載されました。

2010年03月10日

浜尻小学校にて

hamajiri01.jpg
本日は高崎の小学校にて授業。6年生最後の音楽授業。自分の小学生時代を少し思い出してみたりする。

hamajiri02.jpg
まだ昨夜の雪が残る中、こんなストーブが生きていて嬉しくなったりする。

2010年02月17日

今日も授業、明日も授業・・・

dc021819.jpg

今日明日は、高崎の寺尾小にて授業です。授業をやっている風景を、先生に撮っていただきました。なかなか自分自身の「任務遂行中」写真は少ないので、(自分としては)貴重な一枚です・・・。
演奏とお話、そして実習を行いました。伝統的な日本の楽器が、いかに他の国々の民族楽器とつながっているかということを、まずお話しました。世界的な地理や歴史的視野の中で、我々の邦楽や伝統芸能を捉えると言うことが、一番大切なことだと僕は思っています。諸外国や民族とのダイナミックな交流の中で「日本の音楽」は創られてきているということ、それが今も創造され続けているということ、僕が子どもたちに伝えていきたい、大事なメッセージです。それからあとは、楽しく触って弾いてもらうのが一番。
この後は、お弟子さんを、師匠・宮下先生へ紹介したり、自分のレッスンを受けたりなど、忙しく過ごしていましたが、有意義な一日でした。明日も授業です。

2009年12月16日

小学校にて授業

091216-sannou.jpg

冬らしい寒さになってきましたね。ブログ更新を随分とをご無沙汰しておりました…。
今日は冬の、青くくっきりと浮かび上がった赤城山を眺めながら、前橋の小学校へ行ってまいりました。
六年生対象で、滝や星のイメージ動画から、箏の曲を創作する、というユニークな授業。前の授業で、イメージを選択して、箏のどんな技法を使うか、というところまで進めてありましたので、この時間では秀龍の模範作品の演奏とアドバイス、イメージの即興演奏などを通して作品作りを促したり、演奏家の音色を体感してもらったりと楽しく進みました。中間発表ではかなりユニークな奏法や作品が飛び出していました。
邦楽をただ鑑賞したり体験するだけでなく、創作することによって、より深い伝統芸術の経験が得られるのではないでしょうか。
六年生の皆さんも熱心に取り組めていたようでした。この僅かな経験が種となって、一人ひとりの将来や、日本の未来に彩りを添えられたら素敵な事だと思います。

続きを読む "小学校にて授業" »

2009年09月28日

群馬町教会

gunma01.jpg

山小屋風の小さな教会での演奏でした。
集う人たちの信仰・真心を映したような、優しい、柔らかな空間性が染み込んでくるようでした。

2009年05月16日

夜のエアポート

090516-204102.jpg
羽田に到着しました。
夜の飛行場は、どことなく、物悲しい雰囲気が、旅情を感じさせます。

久々の旅でした。

雲海

060516kumo.jpg
高度1万メートルでも雲がかかり、気流があまり良くないらしく、こまかな揺れが続いていました。

会場

090516-125805.jpg
こんな感じのしつらえでした。

一通り、終わってみると、もう帰路につかねばなりません。
路面電車を横目に観ながら、空港行きバスに乗り込みました。

2009年05月15日

熊本ラーメン

090515-220556.jpg
おきまり(?)のご当地ラーメンです。
知人の薦める桂花本店へ行きました。ものすごくあっさりしたトンコツラーメンです。
今夜は、明日に備え早めにやすもうと思います。

熊本入り

090515aso.JPG
空港へのアプローチ中、”神話の故郷”の山並みを従えて、阿蘇が迫って来ました。
天候は曇り、気温は出発時とそんなに変わらない様子です。

機窓にて・・・

dc0518378.jpg
高度1万メートルでのセルフポートレート。
ブログに自分の顔は極力出さないようにしているのですが・・・・ご笑覧ください。
もちろん、着陸後にアップしています・・・。

これから機上へ…

090515-104621.jpg
今日はランウェイの向こうに、うっすらと富士山が望めます。羽田は良い天気です。

旅路より…

090515-071118.jpg
知人の結婚披露宴での演奏のため、熊本へむけて旅立つことになりました。
楽器の運送手配のため昨日までもめたり、なかなか休みもなく、最近過労気味なところだったのですが、なんとか出発です。
思えば、コンクール以来なので、三年ぶりの訪問となります。この三年、思い返すといろいろありましたが、芸の進歩はあったのだろうか…正しい道をきたのだろうか…などと、旅立ちにあたって少し想いに耽ってみてみます。もっとも、明日の夜中には帰着予定なのですが。

2009年03月22日

三味線とジョイント

090322-124141.jpg

前橋の「前橋プラザ元気21」にて、演奏を行ってきました。ピアノやフルートとのコラボが多かった秀龍の今までの活動からすると、大変珍しいことですが、和楽器である三味線とのジョイントとなりました。やはり、三味線の音色は良いものです。コンサートは交互に演奏して、最後に合奏という段取りでしたが、途中自分の演奏の待機中、思わず聞き惚れてしまっていました。主催するNPOのスタッフの段取りもよく、楽しく演奏できた演奏会でした。

2009年03月14日

お琴屋さんにて

090314-kotoya.jpg

来週の演奏にそなえて、高崎の熊嶋さんのところでで糸締めです。
秀龍の箏はすべて熊嶋さんの手によるものです。

2009年02月26日

邦楽鑑賞

090226-134436.jpg

前橋の小学校にて、小5対象の邦楽鑑賞会を担当してまいりました。
「箏」の歴史を、シルクロードを経て、現代に至るまでの邦楽の道程をもとに紐解きました。
最後は、シルクロードの東西を経て出会った「弦」の楽器である箏とピアノとの競演でしめくくり、それぞれの時代の音楽を演奏を通して味わってもらいました。・・・少し長丁場でしたが、一生懸命、聴いていただけたようです。
「伝統は、常に新しくなるからこそ、過去から未来へと続いていくんだ」ということを、これからの「伝統」を創っていく人たちに、メッセージとしてこめました。

2009年02月22日

光の街・・・

090222-144738.jpg
前橋市の「けやきウォーク」というショッピングモールにて、演奏をしてまいりました。光の街プロジェクトという、シルクランプ(絹の小枠をかたどったもの)に絵を描いて、市内の広瀬川に飾る、というイベント会場の傍らで、絹糸の箏を演奏するという趣向でありました。一番問題だったのは建物内のオープンなイベントブースですから、周囲からのノイズが想像以上に大きかったことで、音響装置を用いて、何とか聴いていただけるようなセッティングにしました。これは勉強になりました。

2009年02月05日

今年も・・・

090204terao.jpg
ちょうど立春の日の昨日、今年も高崎の小学校へ箏の授業に行って参りました。昨年は小6生全員を一括して授業したのですが、今年は各クラス毎の実施となりました。ですので、少しじっくりと、絹糸をかけた箏の演奏も交えながら、楽器の歴史、またその伝統の移り変わりなどのお話をしました。後半は「さくらさくら」のメロディで、秀龍との合奏。子どもたちが、楽しんで箏にふれることができていれば幸いに思います。

この様子を、本日の上毛新聞でも伝えていただきました。最新情報からどうぞ。

2008年12月18日

新聞

081218.jpg

今日は一日中、おだやかに晴れ上がって、もう春が来たのかと錯覚するくらいでした。
読売新聞に先日の前橋での演奏の模様を掲載していただきました。記事は最新情報よりご覧になれます。

2008年12月17日

授業

dc121735.jpg
この学校には”教育用”ではあるが、フルサイズの箏が配置されている。
dc121734.jpg教室から望む上州の名山「赤城山」

月曜日、水曜日と、2日間にわたって前橋市の小学校にて6年生対象の授業を実施してまいりました。
1日目は学年全員約100名に対して、演奏と箏の歴史や構造のお話を行い、2日目は各クラス毎の指導で、最終的には生徒の「さくら」と、秀龍の変奏を合奏する、という流れでした。

初日はよく晴れていて、赤城山の山麓に位置する同校からは、赤城の山容をよく望むことができました。
大勢に対して授業を行うのはとてもエネルギーを使うのですが、よく興味をもってくれたようです。ここでは、日曜に使用した絹糸の箏も持ってきていて、テトロン絃のものと音色の比較をしたり、感触の違いを味わってもらいました。「絹」についての説明に熱がこもったせいか、「どちらが好き?」という問いかけには、大半の児童が「絹」を選ぶ、という事態に。これはこれで素晴らしいことだと思いました。

2日目は、「さくら」の旋律を児童に分担して弾いてもらい、秀龍の変奏とあわせる、という比較的高度な実技指導。しかし、クラスメイト同士助け合い、なんとか合奏へ持って行くことができました。この日だけで秀龍はさくらの変奏曲を20回以上演奏。みんなが音楽に集中していたせいか、とても楽しく弾ききることができたのも、また素晴らしいことでした。

「邦楽」を潜在意識の中でもいいので、楽しいものだと認識してくれれば幸いに思います。
毎年毎年、授業の後に感じることですが、秀龍も大変に勉強になった講師としての2日間でした。

2008年12月14日

「シルク」

dc121433.jpg

本日は、前橋で絹糸をかけた箏で演奏してまいりました。
恥ずかしながら、秀龍は絹糸を使った演奏は初めての経験だったのです。シルクに関するシンポジウムを行うので、それにちなんで絹糸をかけたお琴で演奏してほしい、というお話が入り、お琴やさんと相談して、なんとか絹の絃を入手、かけてもらったというわけです。
今はナイロンやテトロンの絃に変わってしまい、ほとんど使われない絹糸は、なかなか問屋さんでも「かんべんしてくれ」とのことで、入らないようです。やはり「切れやすい」とのことで、様子を伺いながらの演奏でした。なんとか、演奏中、しっかりともってくれました。
テトロンに比べると、柔らかな音質になりますが、響きはとても豊かで、余韻がいつまでも残るような感覚です。弾いていて、箏からこちらに向かってくる音の圧力というか、エネルギーがとても強いのに驚きました。
来年2月に、同じ主催でサロンコンサートに出演し、絹糸を使ってみることを予定しています。

2008年06月07日

伝統芸能カルチャーバンク

saitama_bank.jpg
現在秀龍の根拠地がある埼玉県の、「伝統芸能カルチャーバンク」に登録していただきました。
本日、登録証が手元に届きました。地域の伝統芸能振興にも関わることができれば、と思います。
ご興味のある方は、埼玉県のホームページから案内をご覧になれます。

2008年05月14日

収録

20080607rec.jpg
秀龍の先生、姉弟子とともに、とある団体のテーマソング的な楽曲の、箏伴奏収録にいってまいりました。正確には収録は1週間前のことで、今日、歌とミックスされた音源のCDを受け取りました。ピアノ伴奏譜を箏曲版にしたもので、少し、ソロ部分の解釈に苦労しましたが、なんとかまとまったようです。演奏を聴き直すとやはり勉強になります。スタジオで録音すると本当に音がきれいですね。

2008年02月18日

寺尾小学校特別授業

先日、高崎の観音山丘陵の際にある、寺尾小学校へ行って参りました。2時間連続、6年生全員(69名)を対象とした同校での授業は初めてでした。
もともと5面の箏を学校が所有していて、音楽の授業で「さくら」を習っていた、とのことで、昨年までやはり高崎市内の矢中小で行っていたものとは、内容を変更する必要がありました。
当日は市内の中学校から5面を借りてあり、計10面の箏で授業を行うことが出来ました。場所は体育館。広いスペースでのびのびと(?)授業を行いました。
最後には、「さくら」の旋律組と、グリッサンドやトレモロで「桜の散る様子」を表現する効果音組とに分け、合奏を行い、しめくくりました。
授業を受けた児童たちに、楽しい印象が残れば幸いなのですが・・・。

「邦楽を普及させる」活動の意義は、次のようなものだと考えています。
我々日本人の意識の根底には、この国の気候風土で育まれた「日本人のスピリット」が流れています。様々な国のたくさんの民族が、それぞれの「スピリット」を最大限に発揮・表現することによって、それぞれの個性が相補しあい、地球全体としての「調和」が生み出され、世界が平和になるものだと思います。
例えば日本人の場合、仮に幼い頃から全く西洋式の音楽にしか触れていなくとも、底流には必ず「日本人」としての知性が息づいているはずです。
しかしながら、「知性」が具体的に目に見える行動に反映されていなければ、じゅうぶんな「調和」を生み出すことはできないでしょう。
その具体的手段として、もっとも取りかかりやすいものが、「邦楽」であるのだと思います。
とりわけ、子供たちに対して邦楽実習をおこなうことは、わずかなものであるかもしれませんが、日本や世界の将来について大変意義深いものであると認識し、取り組んでいるのです。

2007年04月29日

伊勢崎アーティストフェスティバル

isesaki20070429_02.jpg

伊勢崎市の中心部、「路地裏」を会場に開かれたイベントにて、演奏してまいりました。三味線の岡安氏とともに「琉歌」を、ソロにて「海のまほろば」を披露しました。その後は、路地にあったお店で「もんじゃ焼き」を楽しんでまいりました。

2007年02月15日

小6対象に授業

久々のエントリーとなりましたが、秀龍は元気に活動しています。

本日は高崎市の矢中小にて、箏の授業を行ってまいりました!
今年で4回目になります。6年生(70名)を2時間連続で、箏演奏の鑑賞・箏のお話・箏の実技を実施。
後半の実技では、4つのグループでそれぞれ「さくらさくら」の曲を分担し、最後に秀龍も加わってセッションを行いました。
邦楽器に触れた体験を「楽しい」と感じてもらえていれば成功です。

前橋の桃川小でも授業(こちらは音楽の時間)を行いましたが、この時期の児童に邦楽器を体験してもらうことの重要性をつくづく感じます。「楽しい」体験として心に残っていれば、今後の彼らの人生の中で、邦楽の音を耳にする機会の意味合いが違ってくると思います。

2006年12月03日

奨励賞受賞

IMAGE_020.jpg
IMAGE_023.jpg

本日のコンクールの結果、「奨励賞」を受賞いたしました。皆様の応援に感謝いたします。

2006年12月02日

石橋文化センター

IMAGE_019.jpg

久留米付近は渋滞で、思ってた以上に時間がかかりました。会場到着のころは、既に日が暮れていました。
リハーサルには何とか、間に合いました。
なかなか素晴らしいホールです。
悔いの無いよう、本番に臨みたいと思います。

旅の空から…

IMAGE_016.jpg

IMAGE_017.jpg

離陸後、ほどなくして雲海上の飛行となりました。
福岡付近では軽く揺れながら降下、無事、福岡の地を踏みしめました。空港から再び車中の人となります。

ランウェイサイドにて

IMAGE_012.jpg

東京はよく晴れています。
福岡の方の天候はいまひとつのようです。

出発。

IMAGE_010.jpg

前橋を朝方高速バスで出発しました。
羽田で飛行機に乗り換え、福岡空港、そして再び陸路で久留米入りします。到着後、すぐにリハーサルの予定…。

いま首都高の渋滞路を車はゆっくり進んでいます。一旦、一般道におり、渋滞をかわすようです。十分に飛行機までの時間に余裕をとってあるので、首都の街並みを冬のやわらかい日差しとともに楽しむ心持です。

2006年11月29日

準備中…

今日は久留米へ向かうための準備を慌ただしくしています。

特に、楽器の梱包と発送が一仕事。熊本の時の経験で要領は分かっているつもりですが、どうすれば効率よくパッキングできるか、頭の悩ませどころ。
最後にはホームセンターで購入した巨大な「プチプチ」で包んでやるわけです。

コンクールから帰ってくると、今年の小学校での授業が始まります。こちらも楽しみです。

2006年09月23日

いざ、久留米へ

朝、目が覚めると、金木犀の香りが街を包んでいました。

秋晴れの本日、予選通過の通知が届きました。
いよいよ”久留米”へ参戦です。
秀龍のコンクール・チャレンジ・イヤーも大詰めを迎えました・・・。


(今年の「東京邦楽コンクール」は〆切を間違えて応募仕損ねた、などとは口が裂けても言えません。来年リベンジ?)

2006年07月09日

第8回「花音」

本日お越しいただいた皆様、雨の中ありがとうございました!
秀龍は『琉歌』を演奏いたしました。
盛会のうちに終了することができました。

2006年05月14日

さて結果は・・・。

コンクールよりもどってまいりました。
おかげさまで、宮下伸作曲『琉歌』の演奏により、奨励賞を受賞いたしました。
応援いただいている皆様に、心より御礼申し上げます!
まだまだ課題がたくさんあることも認識させられました。今後も精進をしていく所存です。
まずは、ご報告まで・・・。

折角の機会、秀龍は熊本をいま少し楽しんでまいります。

いってきます!

熊本は晴れました!
今日は気温も上がるそうです。南国らしい風情となってきました。
それでは、行ってまいります。

2006年05月13日

久々の投稿は熊本から。

やってきました、熊本に。
前線が発達していて、雲に覆われたJAL機のフライトで熊本入りし、会場の市民会館にて到着している楽器・器具等を確認し、多少の指慣らしをいたしました。
熊本の気温は16度程度で、結構肌寒い感じです。宿泊しているホテルの駐車場の管理人さんによると、こんな気温はめずらしいそうで、通常はもっと蒸し暑いのだとか。
小雨が降っていて湿気が多く、楽器の響きは柔らかめの印象です。
「馬刺し」「人文字ぐるぐる」「辛子レンコン」「タイピーエン」などの熊本料理でこの地に意識を根ざして、鋭気を養いました。
明日が楽しみです・・・。

2006年04月25日

甘味

パン.jpg

最近、更新が滞ってしまいました。
今日はよく晴れていますが風強し。黄砂がどうも舞っているようですね。
車のウインドウなどに細かな粒子がたくさん付着しています。

あらためて過去のログを見てみると、食べ物ばかりでなかなか良い雰囲気です(秀龍としては)。
近所の「ピエール」というパン屋は腕が良くて、何でも美味しいです。
デザートとしてチョココロネと、カスタードの入ったクリームパン(これは何のキャラクター?)を購入。

ところで、来月のコンクール向けに、『琉歌』を5分間で演奏するために、師匠(作曲者)に相談してきました。
曲の持ち味を殺さないように、5分間で演奏できるよう、検討を何回か重ねた末、良い形式になりました。

2006年04月03日

「春の息吹」終了。

きりたんぽ.jpg

大勢の方々においでいただいて、前橋テルサでのコンサートは無事終了いたしました。
新しい邦楽の楽しみを伝えることができたならば幸いです。

会場の雰囲気など、お伝えしたいところですが、写真を撮っている時間的余裕も皆無でしたので、終了後に寄った前橋市内「里の家(秋田料理)」のキリタンポ鍋の煮えているところなどをご覧いただきたいと思います。
秀龍は、親の代、つまり生まれる以前から(?)これを食しているのであります。鶏のモツも入っていて奥深い味のスープ、疲労した体に隅々までエネルギーが行き渡るようでした。

2006年03月31日

3日前

フルート・ピアノ.jpg

いよいよ、前橋テルサでのコンサートが迫ってきています。
前橋では、ちょうど桜がほころびはじめました。種類によっては満開になっているものもあります。1年を通して、もっとも心の浮立つ季節です。
それぞれの曲の調整もほぼ完了です。

2006年03月12日

洋邦折衷

合わせ.jpg

フルートの柴田さんと2回目の練習。
箏と合わせる難しさは「ゆれ」にあるといいます。
箏のソロの間、楽譜通りにカウントしていても、出るところがうまく合わないわけです。また箏も笛も楽譜通りに演奏しても面白い音楽にならないのです。特に宮下音楽は、邦楽器のアドリブ的要素の強い側面もあり、西洋音楽に親しんでいるほど大変な部分があるようです。
逆に、演奏者にとって音楽を創りあげていく領域が広いといえるわけです。
それにしても、柴田さんのフルートは素晴らしいです!

2006年03月06日

打合せ

テルサ正面.jpg

今日は朝から曇り。もうあまり寒い感じはしません。
前橋テルサへ、4月3日の件でいってまいりました。
演奏会のチラシ・招待券を受け取りました。

またご案内いたしますが、4月3日(月)前橋テルサ・ホールでのコンサートに来場ご希望の方は、前橋テルサへ直接お問い合わせになるか、秀龍までメールをいただければと思います。

2006年03月04日

熊本へ!

「第12回くまもと全国邦楽コンクール」の、一次審査通過の通知がきました。
5月14日に熊本市で行われる本選へ臨んでまいります。

2006年03月01日

メッセージ

感想文.jpg

先日、授業を行った小学校から、児童の感想文の束が送られてきました。一生懸命、言葉を選んで、考えたこと、感じたことを伝えてくれています。

「難しいと思ってたけど簡単にできた」という言葉が多かったですね。僕が演奏した沖縄の音階による「琉歌」について、”あたたかさ”を感じてくれた人もいました。
最後に「越天楽」のテーマで、児童のピアニカと、音楽の先生のピアノ、そして秀龍の即興とで一緒に演奏したことも印象に残っていたようです。

音楽に対してただ受け身であるのではなくて、参加して楽しんでしまおう、というのが秀龍流です。子どもであれ、受け身であれば人間は単なる批評家になってしまいます。僅かではあっても「そこ」へ飛び込むことによって、音楽というものや、民族楽器に触れることの本質、大切さを学び取って欲しいと考えています。

「琴は中国の楽器だと思ってたけど、日本の楽器なんだと知った」と書いてくれた人もいました。これはとても大事な部分です。
民族楽器は、様々な土地を通って伝えられながら、その土地に合わせてカタチを変化させてきたものです。その地域の文化固有のものでありながら、あらゆる民族にとって共有している財産でもあるわけです。

子ども達に説明するとき、秀龍はピアノのふたを開いてみせてみます。ほら、ここにも弦が張ってあるでしょ、と。少々乱暴な説明ではありますが、この秀龍の楽器もピアノも、姿は違うけど、同じ楽器ともいえるよね、と。

異なって見えながら、実は本質の部分ではあらゆるものにつながっているんだということ、それが授業や演奏を通して、秀龍が子ども達に伝えたいことなのです。

まさに一期一会の出会いではありますが、またこの子ども達に巡り合いたいな、とメッセージ一つ一つに目を通しながら思いました。

2006年02月27日

合わせ練習

榛名.JPG

フルートの柴田さんと4月3日の曲目について、初合わせをしてまいりました。西洋音楽と和の楽器と、やはりワクワクするものです。これから何度か練習を重ねて、本番に望みます。

今日は冬型の気圧配置で、冷たい北風が吹きました。その分、平野部の見通しはひらけていました。
高いところの大好きな秀龍であります。

2006年02月26日

上毛新聞

上毛.jpg

先日行った小学校での授業の模様が25日付の新聞記事で紹介されています。「最新情報」においてあるサムネイルをクリックしてお読みいただけます。
箏のまわりに児童が集まって楽しげに弾いている写真を載せていただきました。
秀龍の授業に対する思いが伝わる「絵」でとても嬉しいです。

2006年02月20日

授業にて

小学校.jpg

小学校へ行ってきました。
「琉歌」を聴いてもらうところからはじめ、楽器の歴史や、旋律の時代による変化などをお話しました。その後、「さくらさくら」を絃名で歌って覚えて、全員が実際に弾く体験をしました。楽しんで楽器に触れることができていたならば幸いです。
授業前、準備しながら曲を弾いたりしていたら、休み時間中の小1生の女の子が部屋を覗きこむように聴いていて一言ぽつりと、
「ひくの、じょうず。」
何だか最近で一番嬉しい瞬間でした。
その後何人か「ひかせてー」と集まってきました。時間的にこの子らに触れてもらえなかったのが残念至極。

2006年02月16日

総合学習の打合せ

雨.jpg

来週月曜日に、高崎市の小学校で総合学習の時間を使って、小6対象の筝の体験学習を行います。今日は音楽の先生と打ち合わせしてまいりました。音楽の授業のすぐ後に打ち合わせたので、授業の終わり際の児童達の顔をみることができました。来週が楽しみです。今回で、この小学校は3回目(3年目)の授業となります。
中学生になると、それぞれ進学した学校での和楽器の実習がありますが、筝の場合は「文化筝」とよばれるミニチュア琴であることがほとんどです。このミニチュアではなくて、本物の筝を児童に触れさせたい、という音楽の先生の思いも込められている授業でもあるわけです。
今日は珍しく雨となりました。高崎市の「観音山」から見下ろした市街地も、まるで霧に包まれたようです。季節の変わり目だということを感じさせます。

2006年02月09日

打合せ

葉.jpg

風さえなければ・・・いい陽気の一日でした。
4月3日の前橋テルサにむけた、フルートの柴田さんとの練習日程を打ち合わせてきました。その時、柴田さんは音楽の教科書に宮下先生を見つけた、とお話していました。そう、中学校の音楽の教科書には、演奏している宮下先生(秀龍の師匠であります)の写真が掲載されているのです(『中学生の音楽2-3上』2002年 教育芸術社)。柴田さんは中学校で音楽の先生もしてらして、今回、フルートとの二重奏の曲目は宮下作品であるから、あらためて目にとまった、というわけです。